
こんにちは!オーストラリアのゴールドコースト在住のJINです。
ついに先日、ブリスベンの日本総領事館で在外選挙人登録をしてきました!
海外に住んでいても、日本の国政選挙に参加できる「在外選挙制度」。
これ、意外と知られてないし、登録もなんだか難しそう…と思ってる人、多いんじゃないでしょうか?
でも実際やってみたら、思ったよりシンプルで、時間もかかりませんでした!
今回は、登録の方法や注意点などをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

2024年の衆院選小選挙区では、在外投票率が過去最低となる18.11%だったようです。在外選挙人登録をしていない海外有権者も含めると、実質的な投票率はわずか1.6%ほど。
これほどまでに投票率が低いとは思いませんでした…
まだ在外選挙人登録をしていない方は、ぜひ登録して、みんなで投票率を上げていきましょう!
そもそも在外選挙って?
簡単に言うと、海外に住んでいる日本人でも、日本の国政選挙に投票できる制度です。
2001年からスタートして、今では「比例代表」だけでなく「小選挙区」や「補欠選挙」なども対象になっています。
登録の条件って?
基本的には以下の条件を満たしていればOK:
- 日本国籍を持っていて、18歳以上
- オーストラリア国内に3ヶ月以上住んでいる(予定でもOK)
- 日本国内の住民票を抜いている
ちなみに、3ヶ月未満でも申請自体はできるが、正式な登録は3ヶ月経過してからになります。
その間、書類は領事館で保管されるそうです。
登録に必要なもの
実際に領事館に行って申請する際に持っていくものは以下の通り:
- パスポート
もしくは写真付きの身分証明書(オーストラリアの運転免許証など) - オーストラリアに住んでいる証明書類
(例:賃貸契約書、光熱費の請求書、レートノーティスなど)
※3ヶ月以上前に「在留届」を出している場合は、これ不要です!

ちょっとでも不安な人は、事前に総領事館に確認しておくとよいでしょう
登録は誰がやるの?
基本は本人が総領事館へ行って申請します。
でも、同居している家族(在留届に一緒に載ってる人)なら、代理申請もできる場合があります。
その場合は、事前に総領事館に連絡を!
登録してから投票するまでの流れ

申請してから登録証が届くまでに約2〜3ヶ月かかるといわれています。
日本から届いた登録証は領事館で受け取るのもOK、遠方に死んでいる場合は郵送もしてくれます。

ぼくの場合は自宅に届くまで2ヶ月かかりました。
今登録すれば、夏の参院選にはギリ間に合うかも!
この「在外選挙人証」が届けば、晴れて投票ができるようになります!
投票方法は主に2つ:
- 在外公館投票
領事館などに設置された投票所で、直接投票します。 - 郵便投票
領事館に行けない人は、登録してある日本の市区町村から郵送で投票用紙を送ってもらい、郵送で返送する方法もあります。
※詳しい締め切りなどは選挙ごとに変わるので、早めの対応が大事!
一時帰国中でも投票できる?

実はこれ、昔はできなかったんですが…
今は「不在者投票所」で在外選挙人証を提示すれば投票可能になっています!
一時帰国のタイミングと選挙がかぶっている場合でも安心です。

登録後に注意したいこと
・引っ越したり、名前が変わったりしたら、必ず変更の届け出を
・一時的に日本に帰って住民票を作成すると、4ヶ月後に登録が自動で抹消されます!
その場合、再登録が必要になるのでご注意を⚠️
最後に:2025年夏の参院選、海外からも声を届けよう!
2025年の夏には、ぼくたちの未来に直結する重要な参議院選挙があります。
「移民政策の拡大」や「減税」など、日本のこれからの方向性を決める大きな分岐点になるかもしれません。
特に安易な移民政策に対しては、サイレント・インベージョン(内部からの侵略)や外国人による土地買収、治安の悪化など、さまざまな懸念が指摘されています。
もしあなたが、
- 永住権を持っていても、近い将来日本に帰る可能性がある
- 子どもは日本の大学に進学、日本で就職する可能性がある
- 老後は日本で過ごしたいと思っている
そんな気持ちが少しでもあるなら、ぜひこの機会に登録をして、選挙で意思表示をしましょう。

海外に住んでいても、ぼくたちは「日本人」であることに変わりありません。
大切な一票、無駄にしないようにしたいですね。