PR
スポンサーリンク

【要注意】オーストラリアで子どもが違法Eバイクに乗ると親が罰金!?法律と対策を徹底解説

車、交通ルールあれこれ

ここ最近、オーストラリアではEバイク(電動アシスト自転車)の利用が急速に広がっていますね。

特に子どもやティーンエイジャーの間で人気ですが、
「知らなかった」では済まされない法律違反に注意が必要です。

実は、子どもが違法なEバイクに乗っていた場合、
親が罰金などの法的責任を問われる可能性があるのです。

JIN
JIN

制限速度よりも早いスピードで道路を走っているのを見ますね。
あれは、本当に危ないです!

この記事では、どういった場合にEバイクが違法になるのかをご紹介していきたいと思います。

実際に起きた事例:父親が700ドル超の罰金に

https://electricbikeexplorer.com/aussie-dad-fined-ebike-crackdown/?utm_source=chatgpt.com

<実際にあった事例>

QLD州マッカイでは、15歳の少年が改造された違法Eバイクに乗っていたことが発覚し、父親に700ドル以上の罰金が科されています。

サンシャインコーストのヌーサでも未登録の電動バイクに乗っていた15歳と17歳の息子たちに対し、父親が2回の罰金処分を受けています。

JIN
JIN

これらの事件は、警察が違法なEバイク使用に対して、子どもだけでなく親も厳しく取り締まっていることを示しています。

そもそも「違法なEバイク」とは?

オーストラリアでは、以下の条件を満たさないEバイクは「違法」とみなされ、公道での使用が制限されます:

  • モーター出力が250Wを超える
  • スロットル式でペダル補助が不要
  • モーターが時速25km以上で作動し続ける

こういったEバイクは、法律上「オートバイ」として分類され、登録・保険・運転免許が必要になります。

Electric bicycle rules
Find out what you need to know to ride an electric bicycle.

⚠ 親に課される法的責任とは?

未成年が違法なEバイクを使用することを許可・黙認した場合、保護者は以下のような責任を問われる可能性があります。

  • 違反車両の「使用許可者」として罰金対象に
  • 道路交通法違反による起訴の可能性
  • 民事責任(事故が発生した場合)

警察は明確に「親が購入・提供・使用を許可したなら、その責任は親にある」と警告しています。

<親ができる対策> 安全・合法なEバイクの選び方

子どもに安心してEバイクを使わせるために、以下のポイントをチェックしましょう:

  • モーター出力は250W以下
  • ペダルアシスト機能がある(スロットルだけで走れない)
  • モーターは時速25kmで自動停止
  • 販売元が「Pedelec(電動アシスト自転車)準拠」などの安全基準を満たしている
  • 適切なヘルメットの着用を徹底

これらを守ることで、法律違反や事故のリスクを最小限に抑えられます。

バイク並みのスピードで走行できるEバイクはなぜ存在するの?

DiroDi Rover

オーストラリアでは、公道で使用できるEバイクは法律によって「モーター出力250W以下」「アシストは時速25km/hまで」と厳しく制限されています。にもかかわらず、店舗やオンラインでは「時速50km/h以上出るEバイク」も販売されているのを見かけます。

これは一見違法に思えるかもしれませんが、実は以下のような理由で合法的に販売されています。

✅ オフロード(私有地)での使用を前提にしているから

高速走行が可能なEバイクの多くは「私有地専用」として販売されています。農場や広大な敷地内での移動、趣味のオフロード走行など、公道を走らない用途であれば、モーター出力や最高速度に制限はありません。

✅ 電動バイク(モペッド)として登録できる車種もある

一部の高速Eバイクは、ナンバープレートの取得や運転免許が必要な「電動バイク」扱いとして設計されています。これらは一般的な自転車とは異なるカテゴリーで、バイクと同様の法規制に従えば公道走行が可能です。

✅ 規制の対象は「使用」であり「販売」ではない

オーストラリアでは、Eバイクの販売自体は比較的自由。
しかし、実際に公道で使用する際には法律を遵守しなければなりません。

つまり、「規格外のEバイクを買うこと」は違法ではなくても、それを「公道で使うこと」は交通違反となる可能性があります。

JIN
JIN

車の場合もオーストラリアの高速道路の最高速度は110km/h だが、時速200km/hでる車が売られているのと同じ理由ですね!

まとめ:親も責任!Eバイクは正しい知識と対策を

Eバイクは便利で楽しい乗り物ですが、使い方や機種を間違えると法的リスクが伴います

とくに未成年が利用する場合は、保護者の法的責任が問われる場面が増えてきており、違法な使用を「見逃す」ことも処罰対象となります。

子どもを守るためにも、そしてトラブルを避けるためにも、Eバイクのルールと法律をしっかり理解しておきましょう。

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました