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オーストラリアの学校の先生ってもしかしてかなり手抜きしてないか?

学校・学業関連

今では忙しくてやっていませんが、オーストラリア来たての頃は、家庭教師(tutor)をしてました。教えていた科目は日本で言うところの中学~高校の数学です。

1時間半の授業でやっていたのが授業の予習・復習テスト対策Assignment(課題)のサポートです。

家庭教師としては、まず初めに生徒のレベル(数学の理解度)を把握しにいきますが、それと同時に学校でやっている内容・レベルについても把握しにいきます。

学校でやっている内容・レベルを把握するためには、授業で使っているノートを確認するのが手っ取り早いです。注目すべきポイントは生徒自身が解いた箇所ではなく、先生が模範解答として解いたものを書き写した箇所です。これで先生の質が何となく見えてきます。
また、配布資料であったり、テスト問題、Assignment の内容からもその学校のレベルが見えてきます。

そうやって状況把握をしつつ、生徒に最も効果的なやり方で数学を教えるわけですが…
状況把握をしていく中で、ある疑念が僕の中で生まれました。
それは、タイトルの通り…

オーストラリアの学校の先生ってもしかしてかなり手抜きしてないか?

です。

さて、そのように感じた根拠をこれから述べたいと思います。

【注意】
以降の内容に関しては、あくまでも私 JIN 個人の勝手な憶測に基づいた内容であり、事実と異なる場合がありますことをあらかじめご了承ください。

疑惑 その① テストは問題も解答用紙もすべて回収される

日本と同様、オーストラリアでもテストが Term(期間)毎にあります。当然家庭教師をやる以上は、日々の予習・復習だけではなく、そのテストに向けての対策もばっちりやります。

そして、テスト期間が終わった次の家庭教師の回では当然テストでどんな問題が出たのか、わからない問題がなかったか等を確認します。

どんな問題が出たのかは、問題用紙を確認すれば済む話ですが、これが毎回テスト終了後に解答用紙と共に回収されんですよ。なので実際に出た問題は、生徒の曖昧な記憶を元に聞き出すしかないんですよね。

さらに、採点された答案も授業でいったんは生徒に返却されるのですが、その場でまた回収されます。

これは、どう考えても怪しいです。

はっきり言って、これをやる場合というのは、
テスト問題を毎年使いまわししている場合
です。

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疑惑その② 提出したAssignment においてどうでもよい所で減点される

High school にもなると当然 Assignment(課題)があります。この Assignment は数学の問題を解くというよりも、数学を使って問題に対して論説を書いていくようなものです。

ある時、こんな Assignment がありました。

1学年150人の生徒がおり、全員の身長を測定した結果が表に記載されています。
150人から20人選んでください。

設問 ① どのように20人選んだかを理由と共に記載せよ。

設問 ② 選んだ20人の平均身長を求めよ。

設問 ③ 20人の平均身長は全体をどの程度表しているかを論ぜよ。

理系の大学院を卒業し、一応10年間研究職をやっていた者としてはなんてことない課題です。

この問題は設問③が最も重要で、抽出した20人の平均値、中央値、標準偏差、分散を求め、それを母集団の分散値と比較する初歩的な統計解析の問題です。

生徒には自らの頭で考えて欲しくて、自分だったらこう解くという答を提示せず、一緒に考えながら問題を進めていきました。最終的にExcelでデータ解析・グラフ作成をしてレポートにまとめて学校に提出しました。個人的にはこの Assignment に関してはA評価取れるだろうと思ってましたが、結果はB+。

B+の理由は、グラフのX軸に目盛りがふっていないとか、単位がきっちり書かれていないといったのが原因。要は問題を解く上での考え方は一切評価されず、システマティックに採点されている感がうかがえます。

採点している先生が Assignment の設問の本質を理解しているのか疑問に感じちゃいます。毎年同じ Assignment を使いまわして、採点する際にもチェックポイントが記載されたマニュアルを参照しているように感じてしまいます。

疑惑その③ 学校の先生はほとんど生徒と同時刻に帰宅

日本では多くの教師が残業を強いられています。その理由としては、授業の準備、試験問題の作成・採点、部活動・クラブ活動での指導、学級経営、会議、清掃等とにかくやることが多くて多忙だからです。これを良しとは思っていませんが、日本では教師の定時帰宅はほぼ無理なようです。

ところが、オーストラリアではよく生徒の帰宅時に先生も帰宅しているのを目にします。これを可能とするには、どこかしらで手を抜くか、もしくは仕事を家に持って帰るかしかないと思います。ただし、オージーは日本人と違って決して仕事を家に持ち帰ったりしません。

個人的見解

上記疑惑①~③から推察するに、多分オーストラリアの学校の先生方は全員ではないと思いますが、テスト問題や Assignment を毎年使いまわしして、業務量の軽減を図っているように思えます。

これが必ずしも悪いことだとは思いませんが、使いまわしをすることによって先生の質の低下が多少なりとも懸念されます。

また、使いまわしをするために、テスト後に問題用紙と解答用紙の回収もやめて欲しいですね。回収してしまうと、できなかった問題の復習ができなくなり、学力を伸ばす妨げになってしまうからです。

その一方で、日本の教師はこの辺のやり方をもしかしたら参考にして、業務量の軽減に努めないといけないのかもしれないですね。

最後に

僕が家庭教師で教えていた生徒の学校(公立)がたまたまひどかったのか、もしくはこれがオーストラリアでは普通なのかは定かではないです。プライベートスクール(私立)だと、もっとちゃんとしているような気もしますが、その辺の情報は持っていないのでわかりません。

兄弟のいる家庭で、同じ学校に通っているようであれば、テスト問題や Assignment の使いまわしに関してぜひ検証してほしいものです。

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